信州伝統野菜認定の大鹿唐辛子の魅力を最大限に引き出した一味を製造販売
2021/05/12
5月15日(土)5月16日(日)はアンテナショップ営業いたします。
2018/10/22
11月24日(土)、25日(日)は休業いたします。
2018/04/17
名古屋市金山駅総合連絡橋にて大鹿村物産展、本日開催
TOP > 南信州・大鹿村 大鹿一味唐辛子本舗 日記 > 山小屋で熊鍋。
山をはじめて2年目のクーは今回、初めての自炊。
二日間、自分が食べるものを自分て初めて背負いました。
すると、ただ重いと思っていたザックは、自分の命の重さにかわります。
それは座って半畳、寝て一畳に通じる世界で、そういう山があることも知ってほしかったのです。
なんてこともありますが、私としてはゆっくりと食事もしたかったのです。
山小屋に食事もお願いをすると、タイムスケジュールも山小屋の指示に従いますから、それだとゆっくり食事をするのが難しい場合が多々あります。
大変な思いをして山に来たのですから、夕食くらいはゆっくりしたい。
問題は冬季の平日は宿泊を断られることが多いこと。
だめかなと思いながら北八ヶ岳の青苔荘に電話をしたところ、心よく受け入れてくれました。
お蔭様でストーブの横でゆっくりと熊鍋を楽しむことができました。
山小屋の主が熊肉を食べたがっていたので、ちょぴっとお裾分け。
それにしてもトイレがすごく綺麗だったのにはびっくり。電気式毛布を無料で貸してくれたのも嬉しいサービスでした。
翌朝、山小屋を出るさい、水を頂きに厨房にいくと、主はペットボトルを受け取って流しへ。
水道の栓をひねって水をいれてくれるものと思っていた私はここでガツン。
カメに溜めていた水を柄杓で大事そうにすくうと、一滴もこぼさないぞ、という慎重さでペットボトルに水を入れてくれました。
ここは山小屋だったんです。
命の水。
改めて教えられてしまいました。